生きていると、時々ふっと立ち止まってしまう瞬間がある。
自分だけが難しい道を歩いているような気がして、胸の奥が重くなる日もある。
そんなときに浮かんだ、ひとつの考え方の話。
* * *
自分の人生は、何て無理ゲーなんだ。
そう思ったことが一度でもある人は、きっと多いはず。
広い視野を持つと、自分より大変な人ってたくさんいる。
これもちゃんと事実なのだろう。
私が生きているのは「自分の人生」なので、やっぱりハードモードだと思う。
だが、それを否定する人がいるかもしれない。
そんなときは、「あなたが私の人生の何を知っているの?」と、心の中で一蹴すればいい。
……なんて言ってはみるが、それは理想の中の話。
本当は、否定されたことに落ち込んでしまうのだろう。
我が人生が波瀾万丈なのは、過敏すぎるセンサー(何でも心配する質)が一番の要因だと思う。
他の人なら受け流せることも、「うーむ……」と考え続ける。
目が悪いのに、細かいところに気づいては、他人にびっくりされる。
このセンサーがなければ、もう少し生きやすいのだろう。
だが、自分の感情(痛み)に気を留められる人は、きっと他の人にもそれができるはず。
なんて、ありきたりなことを考えたりする。
人は、自身が経験したことの方が、同じ状況の他者に寄り添いやすいことは多い気がする。
もちろん、知識と想像力で補える人もたくさんいるだろう。
だが、そこに経験が加わったならば、それはきっと役に立つはず。
百聞は一見にしかず。
いくら勉強しても、経験には勝らないことも世の中にはある。
いろんな経験をしてきたあなた。
きっと、いろんな人の立場で考える土壌ができている。
そんなふうに思ったら、少しは生きづらい人生にも、光が差すのかも。
なんてことを考えたりする。
繊細な私。


