なぜ大人の友人関係は続かないのか|10年ぶりの再会で見えた「尊重と尊敬」

考えたこと

大人になるほど、友人関係はその形を静かに変えていく。

気づけば疎遠になる人もいれば、理由はわからないのに続いていく人もいる。

その分かれ目には、実は小さな“習慣”が関係しているのかもしれない。

それは──相手への「尊重」と「尊敬」。

今回は、10年ぶりの再会をきっかけに気づいた、友情が続く理由についての話です。

大人になると友人が減る?その理由と気づき

大人になるほど、友人関係はその形を変えていく。

気づけば疎遠になる友人もいれば、理由はわからないがずっと続いている友人もいる。

分かれ目になるのは、あなたが無意識にあるものを行っているかどうかだ。

それは、相手への「尊重と尊敬」。

良好な友人関係は、それらの積み重ねで成り立っているのだろう。

10年ぶりの再会でわかった、友情が続く秘密

そう気づいたきっかけは、10年ぶりに再び連絡を取り合った元部活仲間とのやり取りだった。

ある日突然、「久しぶり!元気かなと思って連絡しちゃった」と一通のメッセージがきた。送り主は大学時代の部活仲間だった。

約10年ぶりに言葉を交わした後、直接会う予定を組んだ。

しかし、私は予定日を目前にして体調を崩してしまった。

すぐにキャンセルの連絡を入れたが、「“体調が悪いからキャンセル”って、よくある断り文句に見えないだろうか?」と感じて、一言断りを入れた。

結果として直接会うことはできなかったが、関係は途切れずに今も続いている。

長く続く友情の秘訣:尊重と尊敬の力

彼女とのやり取りで、友人関係について再度考えるようになった。

他の旧友との関係を頭の中に思い浮かべて比較してみると、一つの結論にたどり着いた。

良好な関係には、「尊重と尊敬」といった相手を思いやる気持ちが相互にあるのだ。

「人は、どうでもいい相手に対して、わざわざ思いやりのある言動は取らない」のだと、大人になった今実感している。

友人関係においては雑に扱われるよりも、大切にされる方が、誰でも心地良いだろう。

思いやりの積み重ねは居心地の良い関係を作り、その関係は長く続いていくのだ。

もし、あなたが「なんだか雑に扱われている」と思うなら、それは良い関係とは言えないだろう。

「友人なら嫌なことは言えば良い」と考える人もいるかもしれないが、大人の友人関係は生活必需品ではない。無理をしてまで関係を維持する必要はあるのだろうか。

片方だけが思いやるのでは、関係は続かない。

双方にその気持ちがあってこそ、ポジティブな関係が生まれるのだ。

具体例で学ぶ、居心地の良い友人関係の作り方

友人関係における「尊重」とは

・相手の時間や事情、心情に配慮する
・踏み込み過ぎないよう意識する

友人関係における「尊敬」とは

・相手の努力や背景を想像する
・相手にとって恥じない自分でありたいと思う

具体的な場面で考えてみると

例えば、友人と連絡を取っていて、突然相手からの返信が来なくなったとしよう。

そんなとき、相手の立場になり、「仕事が忙しいと言っていたから気長に待ってみよう」「頑張っているときに水を差さないようにしよう」などと考える。

自分が相手の立場ならどうしてほしいか想像力を働かせ、お互いの心地良い距離感で居ようと努める。

必ずしも相手が望む行動とは限らないが、関係性を揺るがすものにはならないだろう。

なぜなら、自身を尊重しようとしてくれた気持ちは、きっと相手に伝わるはずだからだ。

また、相手の頑張りを見聞きして「自分も相手に良い影響を与えられる人であろう」などと思い、努力することができる。

友人関係とは不思議なもので、自分に似た人が集まる。

頑張っている人の周りには、同じように頑張ろうとする人が集まっていくのだ。

良好な関係であればその行動は連鎖して、お互いを良い方向へ導くはずだ。

友情をフェイドアウトさせないために今日からできること

皆さんご存じの、『親しき仲にも礼儀あり』ということわざがある。

最低限の礼儀がなくなったとき、どれだけ親密な関係でも静かに終わりを迎えるのだ。

少し深堀すると、「長いこと親しくいられる関係には、ちゃんと礼儀がある」と解釈することもできるだろう。

大人になると、必ずしも難点を指摘してもらえない。

徐々に会う頻度が減っていく、予定がなかなか合わないなんてざらにあるだろう。

フェイドアウトされたくない大切な友人がいるなら、「尊重と尊敬」を頭の片隅に留めておくと良いだろう。

少し意識するだけでも、友人との関係の質は静かに高まり続けていくはずだ。

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